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常磐線全線開通 3月14日に正式決定 いわき―仙台間は特急3往復

2020年01月17日(金)更新

最終更新:1月17日午後4時46分


JR東日本は17日、東日本大震災・東電福島第一原発事故に伴い、不通となっている常磐線富岡(富岡町)―浪江(浪江町)駅間の20・8キロについて、3月14日のダイヤ改正に合わせて運転を再開すると発表した。震災・原発事故から9年を経て、常磐線は全線開通の日を迎え、いわき―仙台間の鉄路が再びつながる。常磐線は品川駅・上野駅―仙台駅間で特急「ひたち」を3往復、富岡駅―浪江駅間で普通列車を11往復運転し、利便性向上を図っていく。


政府の原子力災害対策本部会議が17日、常磐線沿線の帰還困難区域に関して、避難指示解除の期日を正式に決めたため、富岡―浪江駅間の運転再開が公表された。双葉駅(双葉町)周辺は3月4日午前0時、大野駅(大熊町)周辺は同5日午前0時、夜ノ森駅(富岡町)周辺は同10日午前6時をもって、避難指示が解除される。


常磐線の全線開通に合わせ、いわき―仙台駅間の特急「ひたち」も、着席サービスが適用され、全車指定席となる。車内で特急券を購入した場合、事前購入と比較して割高となる。運転再開区間の大野、双葉駅に加え、広野(広野町)、富岡、浪江駅には、多機能な券売機などを盛り込んだ「Smart Station for EXPRESS」が整備され、オペレーターによる会話でのサポートも受けられる。


3月14日からは、JR東日本の交通系ICカード「SUICA(スイカ)」が、いわき―浪江駅間などの15駅に拡大される。なお浪江駅までが首都圏エリア、小高駅(南相馬市)以北が仙台エリアのため、これをまたいでは利用できない。


表は、特急列車のダイヤ。いわき以南は主要駅のみ(クリックで拡大)


■記念入場券も発売される


JR東日本水戸支社は2月14日から、常磐線の全線開通に合わせ、記念入場券を発売する。沿線の89駅分の入場券と台紙が付いており、全線開通を幅広く知ってもらう機会とする。


発売数は5000セット。価格は1セット1万3130円(税込み・送料別)。インターネット販売のみ。サイトは「鉄道あんてな」=こちら。無くなり次第終了。

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いわき市内に大きな被害をおよぼした昨年10月の台風19号。河川決壊などで家屋が浸水した住民はいまだ多く、避難所などで不自由な生活を続けている▼台風後、平の街なかから本社印刷工場前の立体橋まで、朝のラッシュが目立つ。その先は特に水害被害の甚大な平窪地区に続くわけだが、原因は分からず気のせいかもしれない。先日朝、同じ状況の中、数珠つなぎの車両が横断歩道を塞いでいた▼よく見ると白杖を頼りにする男性が立ち往生していた。彼の前には女性が運転する車両が止まり、歩行を妨げていた。窓を開け、何やら男性に話しかけていたが「すぐどける」とでも言ったのだろうか▼健常者なら通過するまで待てるが目の不自由な方には、いかにも気の毒な光景だった。時間にせかされ、つい無謀運転をする。その結果、最悪の事態が生じるときもある。今年に入り市内各地で死亡、重傷交通事故が発生している。月並みだが「ゆとり」を持たなくては。

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