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台風19号 昌平高野球部がボランティア + 生活情報

2019年10月17日(木)更新

最終更新:10月17日午後3時39分


東日大昌平高の野球部は17日、台風19号の影響で夏井川が決壊し、浸水した平幕ノ内の城北内科胃腸科クリニックで、後片付けのボランティアに臨んだ。部員や教職員17人が訪れ、診療室や待合室の泥掃除をしたり、水没した器具を外に出したりと汗を流した。


野球部には自宅が被災した生徒もいるが、その家の後片付けも含め、13日から率先してボランティアに励んでいる。特に城北内科胃腸科クリニックには、親元を離れる寮生の面倒を公私ともに見てもらっており、浸水で休診を余儀なくされたと聞いて駆け付けた。


体力自慢の野球部とあって、少しずつクリニックの中はきれいになっていった。


写真は片付けに当たる東日大昌平高の野球部員=17日午前11時21分


■水害ごみは近く仮置き場へ搬出


平・平窪地区では、浸水の影響で道路事情があまり良くなく、片づけをする人の車で混雑しているとあって、水害ごみの搬出が思うように進んでいない。


市では大型車両が入りにくい現状を認めた上で、委託業者に加え、自衛隊の協力も受け、搬出を実施している。悪臭の原因にもなる生ごみなどを先に処分しつつ、大型ごみに関しては数日中に、市北部清掃センターわきの北部運動場に仮置き場を設ける。


処分は市南部清掃センターのみで対応しているが、市北部清掃センターの検査が近日中に終わるため、給水が実現すれば稼働できる。


■生活情報


水没した平浄水場は、通電まで7日程度かかる見込み。現在は平、四倉、久之浜・大久地区を中心に断水している。なお再開した地域は他の浄水場から融通しているため、市水道局では被災していない市民に対し、節水するよう呼びかけている。清水市長は16日夜、「遅くとも今月いっぱいまでに解消に努めたい」と今後の見通しを示した。


断水地域は次の通り(17日午後2時現在)。


▽平=平の一部、平上平窪、平中平窪、平下平窪、平中塩、平四ツ波、平幕ノ内、平鯨岡、平大室、平北白土、平南白土、平谷川瀬の一部(いわき駅前大通りより東側)、平上荒川、平下荒川、平中山、平小泉、平吉野谷、平上高久、平中神谷、平上片寄、平下片寄、平沼ノ内の一部(弁天橋より北側)、平下高久、平神谷作、平上山口、平下山口、平山崎、平菅波、平荒田目、平上大越、平下大越、平藤間、平泉崎、平下神谷、平原高野、平馬目、平絹谷、平北神谷、平水晶、平赤井の一部、自由ケ丘、郷ケ丘、明治団地、平鶴ケ井、石森、平成


▽四倉=四倉町、四倉町上仁井田、四倉町塩木、四倉町下仁井田、四倉町細谷、四倉町大森、四倉町狐塚、四倉町名木、四倉町長友、四倉町戸田、四倉町白岩、四倉町中島、四倉町玉山、四倉町山田小湊、四倉町薬王寺、四倉町下柳生、四倉町上柳生、四倉町駒込、四倉町八茎


▽久之浜・大久=久之浜町末続、久之浜町金ケ沢、久之浜町久之浜、久之浜町田之網、久之浜町西一~三丁目、大久町大久、大久町小久、大久町小山田


▽小川=小川町下小川、小川町関場、小川町上平の一部、小川町高萩の一部、小川町三島の一部


17日の給水所は次の通り。


水道局 平二小 平市民運動場 四倉小 赤井公民館 平成第一公園 福島高専第2グラウンド 石森中央公園 平三小 平工業高 平六小 郷ケ丘小 草野小 藤間中 豊間公園 大浦公民館 大野一小 大久公民館 市久之浜・大久支所 関場公民館 平窪公民館 下平窪第二公園 菱川町公園 広野町役場(1人当たり20㍑上限、市民であることを伝えればよい) 広野町公民館(同) 21世紀の森公園メイン駐車場


時間は水道局、21世紀の森公園は24時間、その他は午前8時~午後6時。


次の公園では水飲み場を開放している。


小太郎町公園 菱川町公園 菅の作公園 大沢公園 古沼公園 三倉公園 桃木沢公園 南作公園 うすいそ公園 豊間公園 豊間はまなす公園 走熊公園 山口公園 上湯長谷公園 関船1号公園 新町前公園 金谷公園 内郷駅前公園 天上田公園 上好間公園


市コールセンターは、電話(38)4329。市役所本庁舎1階・ふるさと再生課にも相談窓口あり。時間はいずれも午前8時半~5時。


陸上自衛隊が17日から、平四小で入浴サービスを始めた。時間は午後3~10時(17日は同5~11時)。タオルなどは各自持参すること。


ボランティアセンターへの作業依頼は、080(2806)9021、9022。希望者は新川沿いの市社会福祉協議会第2駐車場に。受け付けは午前9時~正午(早く終わる場合あり)。詳しくは市社協ホームページ https://www.iwaki-shakyo.com/ を参照すればよい。


罹災(りさい)申請は準備中のため、家屋の片付けなどをする際には、被害の様子を写真で撮っておくことが求められる。


停電等があれば、フリーダイヤル(0120)175366。


水害ごみのうち、畳や布団、家電製品などの大型ごみ(大きさ60㌢以上180㌢未満、重さ10㌔以上50㌔未満)は地区ごとに設けた臨時の集積所へ。袋にまとめたごみは分別した上で、普段の集積所にごみ収集カレンダーに関係なく出せる。床下などに堆積した土砂は土のう袋に入れ、普段の集積所まで。問い合わせは市ごみ減量推進課=電話(22)7529。


くみ取り式のトイレで冠水した場合の回収等は、市環境整備事業協同組合=電話(27)8801。


16日から義援金の受け入れを始めた。金融機関はいずれも東邦銀行いわき営業部で、災害復旧および復興のための義援金は普通 2617639、被災された方々に対する生活支援のための義援金は普通 2617647。口座名はどちらも、いわき市災害対策本部。


市地域交流センター「三和ふれあい館」の入浴施設が無料・時間延長に。時間は午前10時~午後8時(通常は同5時まで)。シャンプー、ボディーソープ、タオルは持参すること。


<被保険証等の取り扱い>台風19号によって、国民健康保険、後期高齢者医療の被保険証等を紛失した場合や、自宅に置いて避難している場合、氏名、生年月日、連絡先、住所を申し立てることで受診できる。協会けんぽなども同様の取り扱いをしている。


<小・中学校の休校>▽18日まで=平二、平三、平六、郷ケ丘、高久、夏井、赤井、四倉、大浦小、平一、平二、平三、草野、大野中▽19日まで=平五、草野、大野一、大野二、久之浜一、三和小、藤間、四倉中▽20日まで=久之浜中、三和中▽21日まで=平四小

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自然災害に備えて事前に対策を立てていても、時としてその予測を超えることがある。それが今回の台風19号だ▼中部、関東甲信越、東北などを暴風雨に巻き込んで北上を続けた台風19号は、各地に甚大な被害をもたらした。いわきでは12日昼ごろから雨、風が強くなり、夜半にピークを迎え、その後宮城県へと去っていった▼翌日は台風一過、太陽も久しぶりに顔をのぞかせたが、収穫目前のいわき耕土は、コメや野菜などの農作物に大きな被害が出た。各地で停電、断水が相次ぎ、河川の氾濫によって交通網が寸断された。浸水した家もあり、市民は後片付けに追われている。避難所も開設され、被害に遭われた市民は避難所で不自由な生活を強いられている▼自然災害はいつ起きるか分からない。それだけに災害予測、行政の対応力にも限界があり、地域や個人ができる限りの備えをし、防災、減災に努めたい。週末は雨の予報、くれぐれも二次災害にはご注意を。

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