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峰丘さん企画展「カラベラへの旅」来月3日から市立美術館で催す

2018年10月23日(火)更新
市立美術館では11月3日から、好間町榊小屋の画家峰丘さん(70)を扱った「企画展『峰丘展―カラベラへの旅』」が始まる。表題のカラベラはスペイン語で骸骨を意味し、峰丘さんの本紙連載をまとめた著書「カラベラへの旅」(昭和61年)を追想しつつ、メキシコ時代から続く主題につながる。峰丘さんは金地背景が印象的だが、多彩な作品を手がけており、企画展では約180点から、画家人生50年の軌跡をたどる。 峰丘さんは中之作出身。磐城高を卒業した後にメキシコに渡り、メキシコ国立自治大造形学部で学んだ。昭和60年に帰国し、古里で創作活動を続けている。 東日本大震災では平字六間門の自宅が被災し、好間町榊小屋のアトリエに移った。震災前から国内外で個展を開いてきたが、震災後は東電福島第一原発事故をモチーフに怒る深海魚を描きつつ、福島の復興を伝えたことで、海外から広く注目を集めた。 企画展には初期の作品も並べられ、書や焼き物、版画も一堂に会す。本番を前に、峰丘さんは「まるで自分史のようだね」と笑う。半世紀にわたって芸術に身を投じてきたが、「これを契機にもう1回覚悟を決め、再出発したいと思う」と意気込みを示した。 12月9日まで。一般700円、高校・高専・大学生300円、小・中学生200円。月曜休館。時間は午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。 館内での会期中催しとして、作家座談会が11月17日、公開制作・ワークショップが同11、25日に行われる。いずれも時間は午後2時から。問い合わせは市立美術館=電話(25)1111=まで。  ■アクアマリン、界隈でも個展を併催 市立美術館での企画展に合わせ、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」では11月3日~12月9日、個展「アクアマリン峰丘展―哲学する深海魚」が催される。 11月に小名浜魚市場をメインに開催される「第10回世界水族館会議」の特別記念絵画展と銘打ち、アクアマリンふくしまになじみ深い魚から、シーラカンスの新作などがお披露目される。時間等はアクアマリンに準じる。 平字堂根町のギャラリー界隈でも、「峰丘展」が11月10日~12月9日に実施される。水曜定休。時間は午前10時半~午後6時。

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本紙29年10月26日付1面、「平工業高、準Vの雄姿再び」の横見出しで、平工業高軟式野球部員をテーマにした映画製作始動の記事がある。関係者が市役所を訪れ、協力と理解を求めたものだった▼さらに「来秋公開に向け映画製作」とある。あれから1年、まさに現実になった。35年前、全国大会に出場した同部準優勝の戦いぶりを軸に当時の野球部員、マネジャーらが過去を回想、さらに現実社会での苦悩などが映像化された▼21日、平のいわきPITで一般公開が行われた。まず午前10時の回には1時間前から並ぶ人が出るなど、2回の上映に計400人が足を運んだ。約1時間のショートムービースタイルは、スクリーンに集中できるだけに最適といえるだろう▼震災はどうしても避けられないテーマだったが、被災うんぬんの押し付け感もない。まずは一度、観賞をお勧めする。27、28日に鎌山祭、11月3日には、いわき明星大IMUフェスで上映会が催される。

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