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アクアマリン 開館以来、20年間育成 幻のラン タイガーオーキッド咲く

2019年05月23日(木)更新
ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」で開館当初に植栽し、20年間育成してきた世界最大級のランの仲間「タイガーオーキッド」が初めて花を咲かせ、職員たちを驚かせている。 長年育成してきたふくしまの海チームの吉村光太郎さん(41)によると、タイ、インドネシアなど東南アジアに分布し、黄色地に赤褐色の斑点模様が〝虎〟のように見えることから、タイガーオーキッドの名前で親しまれている。記録にあるものでは最大で7㍍以上にもなり、一般的には生後10年、水や栄養分を蓄える茎の長さが1・5~2㍍ほどになると開花するという。同館のランは震災によりガラスや暖房機器が壊れて厳しい寒さにさらされる日々が続いたが、吉村さんたち職員の懸命な管理が実を結び、20年目にして開花に成功した。 自生地でも毎年咲かず、国内の植物園でも開花したのは数例という〝幻のラン〟。同館では18日に開花し、22日夕方で3輪ほどが花を開いた。吉村さんは20年という節目での開花に喜ぶ一方、内心ホッとしたようすで、「念願かなって咲いてくれた。なかなか見る機会はないのでぜひ見てほしい」と話した。 ランには現在、30以上のつぼみが付いており、順調にいけば1カ月ほどは楽しめるという。

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先日宿泊したホテルで、面白いものを見つけた。「懐かしい」と言った方が適切かもしれない。それは、宿泊者が自由に書き込める掲示板で、大浴場の入り口に設置されていた▼一般的に入浴の時間は、男性より女性の方が長い。相方が出てくるのを待つなんていうことは誰にでも経験はあろう。そのじれったさを、掲示板によって解消しようとするものだと思われた▼学生時代を思い出した。当時、駅の改札口におきまりのように設置されていて、待ち合わせに遅れた人への重要な連絡手段だった。それが、携帯電話の普及に伴い、その役目を全うしたかのように姿を消した▼便利な世の中になったと喜んでばかりいられない。いつでも連絡が取れるということで、遅刻が常習になるといった弊害や、コミュニケーション力の低下等も出てきている。言い換えれば、道具に振り回される世の中になってきているとも言える。時代はデジタルでも人はアナログ。肝に銘じるべきだろう。

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