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「不登校は不幸じゃない」 あす平・いわきPITでイベント

 年々増加する不登校の偏見をなくし、かつて不登校を経験した人と、学校に居場所がなくて悩んでいる子ども、保護者などをつなぐための参加無料のイベント「#不登校は不幸じゃないinいわき」が20日午後1時半から、平字禰宜町のいわきPITで開かれる。
 いわき市初開催となり、同イベントの発起人で、自ら10年間に及ぶ不登校を経験した起業家の小幡和輝さんと、脳科学者の茂木健一郎さんらの対談をユーチューブで配信するほか、参加者同士の交流の場を創出する。不登校に関心の強い市内の有志などでつくる同実行委員会主催、いわき民報社など後援。
 不登校の経験を経て言えるのは「不登校は悪いことではない」ということ。行きたくない子を無理やり学校へ行かせるのも良くありません――。
 発起人の小幡和輝さん(1994年生まれ、和歌山県生まれ)は自身のブログで、こう語る。小学2年生から中学卒業まで学校には行かず、ゲーム漬けの毎日。高校在学時にイベント運営に携わったことをきっかけに、ゲームとの類似点からイベント運営に強い関心を持ち、イベント会社を起業。一方で不登校の子どもたちの「居場所」づくりやゲームの魅力を伝える著書、講演活動、ブログやSNS(交流サイト)を活用した発信活動を展開してきた。
 活動を続ける中、夏休み明けの9月1日に子どもの自殺が多くなる現状(※)を知り、「そんなバカなことがあってたまるか。不登校は不幸じゃない」と憤慨。自身の経験を生かし、不登校への偏見を払しょくして子どもたちがもっと生きやすくなる社会を目指すための取り組み、「#不登校は不幸じゃない」イベントを立ち上げた。
 2018年から毎年、賛同者の協力を得て夏休み終了前の時期に全国各地で実施し、不登校の子どもたちに多様な生き方を伝え、保護者たちが繋がる機会を提供してきた。開催時間は午後1時半~5時。参加費無料で出入りは自由となっている。
 (※)文科省公表の2015年版自殺対策白書によると、過去約40年間の18歳以下の日別自殺者数は夏休み明けの9月1日に最も多く、学校の長期休業明け直後に増える傾向がある。

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