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福島高専 共創スペース「イノベーションコモンズ」開設 向上心の場に

 福島高専(田口重憲校長)は、学生、教職員、地域の企業関係者が集う交流空間として、同校の中庭に共創スペース「イノベーションコモンズ」を開設した。昨年度の創立60周年記念事業として打ち出した「福島KOSENコモンズ」の一環で、中庭の工学池を中心にリニューアルした。
 今後は図書館3階に柔軟な教育研究活動を展開する「アカデミックコモンズ」、一昨年完成した国際寮「曙寮」のラーニングスペースに異文化交流促進の「インターナショナルコモンズ」を整備し、新産業の創出や地域人材の育成に役立てていく。
 イノベーションコモンズのコンセプトは、「居場所を生み出す『学びの樹』」「ゆるやかに隆起する丘(広場)」。屋根を持たない骨格や人工芝を敷いた丘を設けることで、使い続ける学生の想像(創造)力や向上心をはぐくむとともに、丘を登る際に視線が上となることで〝心を上向き〟に持ってほしいなどといったメッセージが込められたという。
また、1階に学生食堂のある福利厚生施設「磐陽会館」と正面玄関に、ソファやテーブルを新たに置き、同会館2階の談話スペースには、クリナップから寄贈を受けたシステムキッチンを置いて「ひだまりカフェ」の名称に。カフェの名前は学生から募り、化学・バイオ工学科2年の鈴木美桜さんの作品を採用した。
 3日にはイノベーションコモンズの竣工式が開かれ、関係者約50人が出席し、田口校長は「イノベーションコモンズが地域、産業界との共創、異なる研究分野を持つ学生、教職員の共創の促進に役割を果たし、浜通りの復興、新事業・新産業の創出など地域と二人三脚で歩んでいきたい」とあいさつした。
 いわき商工会議所の小野栄重会頭が祝辞を送り、鈴木さんの表彰に続いてテープカットや祝賀会を行い、新たな産業の創出に向けて環境の整備に取り組む同校のさらなる発展を願った。

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