立冬を過ぎ、暦の上では冬となったが、日中は暖かい日が続いている。平赤井と平中平窪の間を流れる夏井川の白鳥ふれあい広場には、冬の使者・コハクチョウが訪れ、100羽以上が羽を休め、訪れた人の目を楽しませているという▼11月に入り、9日までの小名浜の気温は最高気温が20度以上を記録したのが2日間、最低気温が10度以上を記録したのが5日間ある。9日は最高気温が15・3度と平年を1・6度下回っているものの、最低気温は13・6度と平年を5・6度上回っており、最低気温は10月中旬並みとなっている▼ウインタースポーツが花盛り。熱戦が繰り広げられた第94回全国高校ラグビー福島県大会では、3連覇を狙った平工業が決勝で、残念ながら松韻福島に敗退し、花園出場を逃した▼16日には第26回市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会が行われる。昨年に引き続き、いわき市チームの結団式を取材した。ぜひとも3年ぶりの優勝を勝ち取ってほしい。
片隅抄