4日午後3時すぎ、携帯電話が鳴った。勿来支局勤務時代に大変お世話になった方の訃報だった。体調を崩していたとは聞いていたが、あまりにも突然のことでショックを受けた▼生まれも育ちも平で、勿来地区は全くの初めてで不安だらけだった。そんなときに、酒を飲みに誘っていただいたり、一緒にゴルフを楽しむなど、非常に良くしていただいた。支局勤務時は20代でまだまだ半人前だったが、社会人としての心構えや人生などについてもいろいろと教えてもらった▼気さくで豪快な方だった。自宅を訪ねると、いつも「うまいコーヒー飲んでいけ」と。そこでもゴルフの話から始まり若いころの〝武勇伝〟など、さまざまな話題で話し込んだりした。どれもこれも今振り返るといい思い出▼ここ数年は、ゴルフの会合に出席しても顔を合わせる機会がほとんどなくなっていた。元気だったころしか知らずまさかこんなに早く逝くとは。守三郎さん、安らかに。合掌。