来週末から子どもたちが夏休みに入る。1学期も終わり学校にも慣れ、行動範囲が広がる一方で、心の油断が生まれ交通事故につながることが少なくない▼そこでドライバーには慎重な運転を心掛けてもらいたいものだ。ただ、歩行者、ドライバーが注意していても起きてしまうのが交通事故。痛ましい事故を1件でも減らそうと、15日から「夏の交通事故県民総ぐるみ運動」が始まる▼今回は「ぶつかるよ ながら運転 じこのもと」を運動のスローガンに①子どもと高齢者の事故防止②自転車の交通事故防止③すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底―など4つの重点目標を掲げ、事故撲滅を目指す▼来月はお盆もあり、盆休暇を利用して帰省や家族旅行を計画する家庭も少なくないだろう。これからますます暑くなる。この暑さに頭がボーとして、信号を見落とすなど、うっかりミスがないようハンドルを握ったら気を引き締めて運転を。