早春の勿来路を舞台にした「金栗杯」勿来の関マラソン大会。第54回を迎える今年は３月６日に開かれるが、例年に比べて参加者がやや少ないという▼昨年のエントリー数に比べ、14日現在では約４００人が申し込んでいるが、前回の半数にも満たない状況。開催時期の近い他大会、今回から選択肢を増やした応募方法などが影響しているのか、などと事務局では分析している▼歴史と伝統を誇る大会だけに、大勢の参加者を望みたいところだ。過去の招待選手にはシドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト高橋尚子選手をはじめ、いわき市出身で今や箱根駅伝のヒーロー、柏原竜二選手も出場している▼フルマラソンとは違い、体力に合わせた５、10、15㌔コース11部門が用意され、各賞も多い。今年から新たに高校男女団体の優勝チームには市長杯、市議会議長杯が贈られる。応募締め切りは、今月23日。１人でも多くに完走した爽快感を味わってもらいたい。
