横浜DeNAベイスターズのスカウト陣が10月31日、東日本国際大附属昌平高を訪れ、プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)で育成5位に指名した草野陽斗投手(18)=3年=にあいさつした。草野投手は河原隆一スカウティングディレクター、欠端光則スカウトと対面し、「高校3年間でストレートを磨いてきたが、変化球が課題であることも分かっているので、しっかりと克服しながら上の世界で戦える選手を目指したい」と決意をにじませた。
草野投手が目標とするのは、球団守護神として活躍する山崎康晃投手。指名に感謝の気持ちを抱きつつも、プロ生活の厳しさを覚悟し「これからもっと大事な時期になって来るので、練習を欠かさずやっていきたい」と、間近に迫る仮契約・本契約に向けて気持ちを整理していた。
父の泰宏さん(47)は「うれしい反面、活躍するかは本人次第なので、温かく見守るしかない。感謝と謙虚な気持ちを忘れず、支配下選手を目指してほしい」と静かにエールを送った。
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