明治安田生命J3リーグで優勝し、J2昇格を果たしたいわきFCの選手たちが30日、いわき市をはじめ、ホームタウンなどの双葉郡広野、楢葉、双葉、浪江各町と葛尾村を表敬訪問し、今季の支援に感謝するとともに優勝と昇格を報告した。
いわき市の表敬訪問は午前中に行われ、運営するいわきスポーツクラブの大倉智代表取締役、いわきFCの村主博正監督、主将のMF山下優人をはじめトップチームの選手とチームスタッフが、いわき芸術文化交流館「アリオス」を訪れた。
大倉社長が「内田市長をはじめ、いわきの方々のリーダーシップなくしてJ2昇格はなかった」と感謝の気持ちを伝えながら、「これから多くのサポーターが市内外から来ると思われるので、地域の皆さんとともにどうやって迎え入れるかを考えていきたい」と来季以降を見据えたサポートを要請。さらにJ1昇格を視野に入れ、ライセンス取得を目指すことを公言した。
内田市長は「大倉社長の経営ビジョンや村主監督の統率力、指揮力は素晴らしく、選手の皆さんの頑張りはたくさんの勇気と感動を与えてくれた。これからもさらに高みを目指し、頑張ってほしい」とエールを送り、山下選手から公式球を受け取った。
いわきFCは12月1日、同じくホームタウンの双葉郡大熊、富岡両町を表敬訪問する。
いわきFC