第52回いわき市民美術展覧会(市美展)のラストを飾る「陶芸の部」「写真の部」が3日から、市立美術館で始まった。会期は12日まで。今回は「陶芸の部」81点(一般応募67点=青少年なし、招待出品14点の昨年比7点減)、「写真の部」137点(一般応募135点=青少年2点、招待出品2点の昨年比8点減)が寄せられた。
審査の結果、陶芸の部は、市長賞に無職阿部幸子さん(69)=泉玉露=の「線象嵌花入れ」、市議会議長賞に無職根本寿恵子さん(82)=内郷高坂町=の「飛翔」、市教育長賞に無職佐藤界さん(78)=明治団地=の「平和への翼」が決まった。
写真の部では、市長賞に無職佐渡谷亜夫(つぐお)さん(87)=常磐上湯長谷町=の「火守り人」、市議会議長賞に無職草野喜雄さん(81)=中央台=の「水面 花筵」、市教育長賞には主婦四家シツエさん(78)=内郷高坂町=の「仲良し五人組」が選ばれた。
開館時間は午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。入場無料。館内には出品者の独創的な造形、感性豊かな写真が数多く展示され、訪れた市民らの目を引いている。
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