サッカー・いわきFCは14日、明治安田生命J2リーグの第15節として、ホームの21世紀の森公園・いわきグリーンフィールドに、ブラウブリッツ秋田(秋田)を迎えたが、0―1で敗れ、リーグ戦5連敗となった。通算成績は3勝2分け10敗の勝ち点11で、順位は22チーム中22位の最下位で変わらない。
いわきは前節までの4―4―2から、4―2―3―1のフォーメーションで挑み、ワントップにFW近藤慶一(21)を据えて、5試合ぶりの勝利を目指した。
試合はいわきが前半、サイド攻撃を起点に攻めたが、得点には至らなかった。後半に入って秋田が押し込む中、攻守に積極的なプレーを見せたDF嵯峨理久(24)が30分、ペナルティーエリアで秋田の選手と接触したプレーが、一発レッドと判定される事態に見舞われた。
秋田がPKを獲得し、GK高木和徹(28)が一度は止めるも、こぼれ球に反応してゴールネットを揺らし、これが決勝点となった。
村主博正監督(46)は試合後、「選手はゲーム開始から集中しており、勝ち点3を取らせてあげられず申し訳ない。システムの変更は、この1試合にかけるために行った」と述べた。
また嵯峨については、「何も無かったところからPKになったが、立ち止まるわけにはいかない」と振り返り、その献身ぶりをたたえた。
次戦の第16節は17日、同じくいわきグリーンフィールドで、大宮アルディージャ(埼玉)と対戦する。キックオフは午後7時。
いわきFC