8月5日に行われる「第68回いわき花火大会」(会場・小名浜港1、2号ふ頭のアクアマリンパーク)に向けて、本番への機運を高めるポスターが完成した。花火大会は新型コロナウイルスの感染拡大によって、2020(令和2)年から2年連続で中止となり、昨年も規模を縮小して実施したが、今年は感染対策緩和によって、4年ぶりに通常開催となる。運営に当たる実行委員会では、港町に活気が戻ることを期待しており、ポスターも小名浜中心市街地に貼りだされている。
ポスターでは、今年のテーマ「彩(Irodori)~新たな未来へ~」を前面に押し出している。写真は花火専門カメラマン・蛭田眞志さん(FIREWORKS)が、昨年のオープニングを写した1枚を採用した。
メインとなる花火大会は8月5日午後7時から開始し、創作花火や市民花火など、コロナ禍前の2019年と同じ規模の1万発を打ち上げる。荒天中止。チケットは6月からの販売を予定する。
実行委員会では会場設営や警備費用、関連イベント、組織運営などのため、一般からの協賛金を受け付けている。金額の多寡に関係なく、将来にわたって花火大会を持続できるよう、広く支援を求めている。
協賛打ち上げ花火も実施しており、市民花火の部は単独スポンサーで、慶事(還暦等の長寿祝いや厄払い、婚約、結婚、誕生、入学、受賞など)の記念や、大切な人の供養として、創作花火の部は共同スポンサーで、音楽に合わせて繰り広げられる。
いずれも協賛金15万円から。金額に応じて、発数や特別協賛席が増える。15万円では10号玉1発と特別協賛席1マスが付与される。問い合わせは、実行委員会事務局=電話(53)5677=まで。
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