スーパーマーケット・マルトは9日、内郷内町の内郷店、中岡町のSC中岡店が浸水被害を受けながらも、通常営業を実施した。それぞれ宮川や山田川があふれたため、店内の床には泥水が流れ込んだが、同日早朝から従業員が懸命に復旧作業に取り組み、オープンに間に合わせた。
このうち内郷店では、100人以上の関係者が泥かきや消毒を行い、買い物客を迎えるため、レジ周りを念入りに確認していた。同店によると、商品や電気系統には問題がなかったという。
安島浩代表取締役社長は「東日本大震災や東日本台風の経験を生かし、止水板の設置など何重にも対策しており、被害を最小限に抑えられた。被災された地域のお客さまのため、少しでもお役に立てるよう頑張りたい」と語った。
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