いわき市の水産物ブランド「常磐もの」の普及促進を図るため、首都圏でのPRイベント「いわき常磐もの魅力体験事業」のフェアが2月15日から、東京都や千葉県の飲食店7カ所で始まる。
主催する市では、人気レストランなどとコラボすることで、東京電力福島第一原発で生じる処理水の海洋放出に関して、風評を最小限に抑えるとともに、常磐もののおいしさを広く伝えていく。
復興庁の交付金が活用されており、フェアには高級レストランやホテルのモーニングから、大型商業施設に入るカジュアルな店舗まで協力する。企画にあたっては、野菜などにも積極的にいわき市産品を採用した。
オープニングセレモニーが24日、東京都新宿区のフードラボ「キムチドリアンカルダモン」で開かれた。
それぞれの担当者がメニューを披露し、東京・代官山のイタリアン「セルサルサーレ」は、アンコウの肝と、ニンニクの芽を合わせたアラビアータを紹介した。同・六本木のモダンインド料理「ニルヴァーナ ニューヨーク」は、ヒラメに菜の花、ハクサイを使ってカレーを作った。
会場では市内の関係者とバイヤーによる商談会も催され、大いににぎわいを見せていた。
その他の協力飲食店は次の通り。
▽酛TOKYO(東京・八重洲)▽オウパセズ(同・銀座)▽ホテルメトロポリタン(同・池袋)▽ブッフェ ザ フォレスト ららぽーとTOKYO―BAY店(千葉・船橋)▽エクスブルー ザ ブッフェ ラゾーナ川崎プラザ(神奈川・川崎)
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