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運営会社変更で「いわきエブリア」誕生 6月にグランドオープンへ
平南ホールディングス(HD、東京都)は1日、鹿島町米田の「鹿島ショッピングセンターエブリア」について、「いわきエブリア」と名称を変更し、新たな体制で運営を始めたと発表した。同社では現在、館内のリニューアルを進めており、6月にグランドオープンを迎える方針。
ヨークベニマルやスーパースポーツゼビオなどは営業を継続。主なテナントは1階に集約し、グランドオープン時には飲食や衣料など約50の店舗を予定する。2階には物販店の進出を計画している。
各種催事や地元に関するイベントも引き続き行っていき、子育て支援の観点から、赤ちゃんスペースや、幼児の遊び場などの整備も検討している。いわきエブリアの担当者は「地域に密着した商業施設として、より皆さまに愛されるよう頑張っていきたい。2階部分もできる限り早く調整したい」と話している。
旧エブリアは1995(平成7)年から、鹿島ショッピングセンターが運営してきたが、今年3月31日をもって平南HDとの賃貸借契約が満了。同社が引き継ぎ、同社の全株式を保有する中原商事(郡山市)の吉村正徳氏が支配人に就いた。
新体制移行に合わせて、サッカー・J2いわきFCと同日、ビジネスパートナー契約と、いわきスポーツアスレチックアカデミー(ISAA)パートナー契約を結んだことも明らかにした。いわきエブリアとしても、いわきFCを盛り立てていくという。
(写真:新たな体制となった「いわきエブリア」)