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アサヒビール いわき市に500万円寄付 地元で継承する食文化たたえ
国内ビール大手・アサヒビールは23日、企業版ふるさと納税の寄付先の一つに、いわき市を選んだと発表した。寄付額は500万円。
同社は今年6月から7月にかけて、「食文化の継承」をテーマに、全国の自治体に向け、企業版ふるさと納税の実施を呼びかけた。46自治体から応募があり、いわき市を含む10自治体に各500万円の寄付が決まった。
いわき市では「あんこうのどぶ汁」「サンマのポーポー焼き・サンマのみりん干し」「メヒカリの唐揚げ」「ウニの貝焼き」が、文化庁が地域で長年親しまれている食文化として、「100年フード」に認定されているほか、毎月7日を「魚食の日」と定め、広く水産物の振興に努めている。
こうした取り組みが評価され、企業版ふるさと納税につながったとされる。市では寄付を活用し、水産物に関するイベントを開催する方針。
(資料写真:いわき市役所本庁舎)