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13~15日に「いわき回転やぐら盆踊り大会」 今年は新企画の盆ダンスも
内郷地区の夏を彩る「第69回いわき回転やぐら盆踊り大会」(同実行委員会主催、市、いわき観光まちづくりビューロー後援)が13~15日の3日間、JR内郷駅前で行われる。
コロナ禍以来、中止や前夜祭を取りやめての短縮日程が続いていたが、昨年は4年ぶりに通常開催された回転やぐら。大会では〝日本一の回転やぐら〟と称される高さ13mの威容とLED(発光ダイオード)のきらびやかな電飾とともに、国宝・白水阿弥陀堂を模した仕掛けとイベントが企画され参加した市民がやぐらを囲み、盆踊りを楽しむ。期間中は小雨決行。
本番に先立ち、13日午後1時から9時まで、やぐらをステージにした前夜祭が開かれ、いわき総合高吹奏楽部、熊猫タイガー(バンド)、ハヤミイワオさん(弾き語り)、丘なる美さん(演歌)、ラッツ&スターのピアニスト山崎広明さん率いる女性ドゥーワップグループ「Oh!Sharels」などが出演し、本祭に向け、雰囲気を盛り上げる。
初日の14日は、午後5時半から下綴青年会と宮小が郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」を披露。オープニングセレモニーに続き、総踊りとする正調盆踊りになる。
2日目の15日は、午後5時半から「宮誠承太鼓」の勇壮な和太鼓演奏のあと、盆踊りがスタートするほか、新たな企画として、日本初の和太鼓プロ集団・助六太鼓を招いた「盆ダンス」を繰り広げる。
お囃子(はやし)、踊り手が人気の歌謡曲などを軽快にアレンジしながら、新感覚の踊りを楽しむ内容だ。時間は午後7時半から8時半まで。一般参加も可で、同3時から練習タイムを設ける。
(写真:内郷駅前で設置準備が進む回転やぐら)