サッカー・明治安田J2リーグの第32節として、8位のいわきFCは22日、アウェーの鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島県鳴門市)で、12位の徳島ヴォルティスに1-0で勝利した。
いわきの通算成績は14勝7分け11敗の勝ち点49。順位は前節より1つ上げ、20チーム中7位に浮上。J1昇格プレーオフ圏内の6位・ジェフユナイテッド千葉とは勝ち点で並んでいる。またこの試合の結果、いわきは2年連続でJ2残留が確定した。次節は29日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、18位の栃木SCと対戦する。キックオフは午後3時半。
試合は雨が降る中、前半は互いに決定機を生かせず0-0で折り返す。すると後半6分、MF柴田壮介(23)がコーナーキックのクリアボールを拾うと、DF山下優人(28)にワンタッチでパス。山下は敵陣左からクロスを上げると、FW有馬幸太郎(24)が守備のマークを外してゴール中央に飛び込み、頭でボールを押し込んで先制点を決めた。
追いすがる徳島に対し、いわきのディフェンス陣は堅い守りを見せ、5試合ぶりにクリーンシートで試合を締めた。
有馬は試合後、「素晴らしいクロスが上がってきたので、自分はとにかく枠に入れようという気持ちでした。ここから1試合1試合が大事になってくるので、いわきらしく、タフに戦っていきたいと思います」と力強く語った。
(写真:決勝点となる先制弾を決めた有馬 Photo by J.LEAGUE/J.LEAGUE via Getty Images)
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