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市民の生命・財産守るため 常磐消防署 解体予定の市営住宅舞台に総合訓練
常磐消防署(鈴木茂幸署長)は16日、内郷高坂町の解体を控えた市営住宅高坂三本杉B団地で、総合消防訓練を展開した。署員16人が参加し、実際の居住空間を舞台とすることで、市民の生命・財産を守る技術を高めた。
訓練は狭い空間で心肺機能が停止した人に対応できるよう、それぞれの手順を確認したほか、自動心肺蘇生器の運用や搬送手段を検証。併せて施錠された想定で、バールやエンジンカッターで建物の内部に進入した。17日も引き続き、残りの署員によって訓練する。
(写真:狭い空間から患者を安全に運び出す手順を確認する署員)