正月三が日を過ぎたころから厳しい寒さが続いた。冬が苦手なこちらは、家のこたつで丸くなるばかり。そんな中、さる10日に常磐関船町の金刀比羅神社の例大祭に足を運んだ▼この日も寒かったが、例年通りの参拝者でにぎわっていた。境内入り口では日付と同じく「110番の日」の啓発行事が行われた。ならば語呂合わせの19日は119番の日かと思ったら、本来は11月9日である▼きのうは空気清浄機の日、家庭消火器点検の日であり、インフルエンザなどの感染症、異常乾燥による火災はこの季節に無関係ではない。きょう20日は二十四節気のひとつ「大寒」。1年で最も寒い日とされるが、まだまだ寒い日は続くので、油断は禁物▼年が明け、弥生3月までもう少し。さまざまな人たちが受験、就職など人生の岐路に立つだろう。冬至も過ぎ、少しばかり陽が長くなった中、「一陽来復」の言葉を思い出す。冬から春へ、凶事が慶事に転じることを待ちたい。