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平の晩夏彩る「夏井川流灯花火大会」3千発が夜空焦がす

 平地区の夏祭りの最後を飾る「第107回夏井川流灯花火大会」が20日夜、平字鎌田町の夏井川河川敷で行われた。平第十八区内会でつくる同実行委員会主催、市、いわき民報社などの後援。
 新盆者の法要と万霊供養のため、毎年8月20日に開催されている夏の恒例行事。今年も川施餓鬼供養の後、同実行委員会が手がけた約2千個の灯ろうを川に流した。
 また郷土芸能のじゃんがら念仏踊りなどを奉納して故人などを弔ったほか、鎮魂の思いを込めて約3千発の花火を平の夜空に打ち上げた。
 流灯花火大会は、夏井川で水難事故に遭った子どもや河川工事などで亡くなった犠牲者の霊を、神谷村鎌田(現・平鎌田町)の曹洞宗・弘源寺の住職が供養したことが始まりとされている。
 (写真:平の夜空を焦がした花火)

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