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いわき市議会10月定例会 一般質問初日の答弁から いじめ問題、農業振興など

 市議会10月定例会は27日、一般質問が始まった。紙面から初日の主な市の答弁を紹介する。
 <(仮称)いじめ防止対策チームの取り組みは>
 内田市長 教育委員会に加え、福祉、心理等の専門家の視点も取り入れた分野横断的な連携体制を想定。主な活動としては、いじめを巡って学校現場での対応段階で専門チームを機能させ、学校に対して指導助言をするとともに、必要に応じて警察や医療機関との連絡調整を図っていく。
 <本市における福島大食農学類のプログラムについて>
 西丸巧農林水産部長 本市ではイチジク、とっくりいもの取り組んでいる。イチジクは人工知能(AI)カメラなどを通じた成長・品質を確認する実証実験、とっくりいもは栽培に適した土づくりなどを行っており、どちらも流通に関する検討も進めている。
 <避難所に指定された市立小・中学校体育館に対する空調整備について>
 赤津俊一教育部長 国が交付金を新設して空調整備を加速させており、本市としては施設の老朽度具合や指定の状況、断熱対策などを見極めながら、来年度から事業着手に向けて検討を進めている。
 <本市のふるさと納税の状況は>
 津田一浩総合政策部長 9月末時点の実績は4億9944万6千円で、前年度比で2億8993万6千円の増。原発処理水の海洋放出を巡り、寄附が増加した2023年度に次ぐ状況となっている。本年度は返礼品の充実、ポータルサイトを通じた訴求力の向上、リピーターの獲得に力を入れている。
 <いわきFCとの今後のかかわり方は>
 内田市長 本市唯一のプロスポーツクラブであり、いわきFCがもたらす有形無形の価値は、スポーツや観光分野はもとより、健康や子育て、若者の市外流出などの地域課題の解決にもつながると認識している。新スタジアム整備についても、人口減少社会と向き合う本市にとって、経済的にも、社会的にも大きな影響をもたらす重要なプロジェクト。引き続き、本市の未来を創るまちづくりのパートナーとして共に歩んでいく。
 (資料写真:いわき市議会)

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