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いわきの伝統野菜「とっくり芋」PR 福島大食農学類 マルト協力で消費者と交流
福島大食農学類による「とっくり芋」のPR活動が5日、平字尼子町のマルトSC平尼子店で行われた。
同学類では本年度、いわき市での活動として、イチジクととっくり芋の生産・流通に関するフィールドワークを展開。一連の取り組みにはマルトも協力しており、今回は店頭で消費者の意見を聞く機会を設けた。
とっくりは芋伝統野菜の一つ。平下神谷で栽培され、程よい粘りと、クセやアクが少なく食べやすい点が特長だが、後継者確保が課題となっている。
PR活動に参加した菊池咲良さん(3年)は「白河出身のため、とっくり芋を知らなかったが、とてもおいしくて友人にも薦めた。より多くの方の手に取ってもらえるよう、さらに学びを深めたい」と話した。
(写真:マルトで行われたとっくり芋のPR)