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PTAの全国表彰 小名浜東小、いわき市の野木会長が受ける
小名浜東小PTAと、市PTA連絡協議会の野木和洋会長が「日本PTA全国協議会長表彰」を受けた。同校の仙坂宜央PTA会長、地引修校長と野木会長は23日、市役所本庁舎を訪れ、内田市長に受賞を報告した。
全国表彰には県内から2団体・2人が選ばれ、2日に東京・国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれた。
小名浜東小PTAは1959(昭和34)年に発足。PTAバザーや読み聞かせ、交流会・講演会の企画などに積極的に取り組んでいる。コロナ禍以降はより地域活動に参画し、いわき花火大会への出店も行っており、こうした姿は優良団体としてふさわしいとたたえられた。
また昨年度の市PTA研究大会の開催にあたり、仙坂会長が実行委員長、同校の緑川広美前校長が事務局長を務め、20回の節目を迎える記念大会を成功に導いた。
野木さんは2022(令和4)年度から市の会長に就いており、地元のPTA活動振興・発展に寄与。兼任する県の副会長としては、県内全体の研修活動を盛り立てている。
受賞報告にあたって、仙坂会長は「私の功績ではなく、これまでの諸先輩方が評価されたもの。ともに活動する先生方も含め、一緒に受賞できたと感じており、大変うれしかった」と話し、地引校長も引き続き連携していくと呼びかけた。
野木会長は「私も一人の力で受賞した訳ではない。少子化や学校統合などさまざまな課題があるが、市や教育委員会とともに、PTA活動に励んでいきたい」と述べた。
(写真:野木会長、内田市長、小名浜東小の仙坂会長、地引校長=左から)