衆院選が終わり『先生』たちが国会に初登院する姿を取材した。議員を先生と呼ぶようになった由来は明治時代にまでさかのぼる。当時は多くの書生が議員宅に住み込んで仕えており、政治を教える師から、広く先生が定着したとされる▼政治家のほか、教師や医師、弁護士などにもこの敬称を使うが、ひょんなことから先生と呼ばれた。縁あって市教委が地元の人材や企業、高等教育機関と連携し、小学生により豊かな教育環境を提供する「土曜学習推進事業」に協力を求められた▼聞けば、今年10月の市制施行60周年について、本紙記事を活用して語ってほしいと。地域団体向けに講話した経験はあれど、小学生は初めて。それも1~6年生25人と知り、果たしてうまくいくか心配だった▼結論から言うと杞憂だった。真剣な表情で耳を傾けてくれた上に、郷土の歴史を理解できたとする感想もあった。地域紙として、次代を担う子どもたちの力になれたのならばうれしい。