『対岸の火事』ならぬ『対岸のクマ』といえようか▼初めは秋田県や岩手県など山に囲まれた地方での出来事だろうとよそ事を決め込んでいたが、それが本県の会津地方に現れて人的被害が相次いだかと思ったら、このところ福島市の市街地に現れて市民を不安がらせている▼『対岸の火事』の火の粉はいわき市にも降りかかったようだ。初めは目撃情報だけだったので大きな黒い犬と見誤ったのでは、とたかをくくっていた。真実は本人のみぞ知る、ことだから。写真があってもボヤけていて判別しにくい。しかしだんだん写真の画質がよくなってきて、どうらやクマに間違いないように見える▼新型コロナウイルスの感染拡大を思い出す。初めはクルーズ船内の出来事だった。いわきに蔓延するまで収拾するかと思ったが甘かった。クマも同じ。市街地での騒動は県都・福島市での出来事だった。初めは作物が、そして人的被害が。運悪く出くわすことになりはしないか。