写真よりも実物に近い、超絶!といわれる一級品の写実絵画を専門に収蔵・展覧しているのが千葉市のホキ美術館だが、その場所が房総半島の中央部ということで、いわきから4時間近くかかってたどり着いた▼本当に観覧したい企画展があれば、少し無理してでも見に行くというのがファンの心情だろう。福島市の県立美術館、会津若松市の県立博物館はもとより東博などがある東京や仙台、新潟、栃木などまでは“圏内”となっている▼秋田県立美術館で27日まで「超写実ホキ美術館名品展」が開かれており、続いて10月から「黒井健 絵本原画の世界」が始まる。黒井さんは絵本の『ごんぎつね』や『ころわん』シリーズで知られる心癒される作風で知られる画家で、娘が幼いころよく読んで聞かせたものだった▼今ほど秋田市民でありたかったことはない。浮世絵などの日本画も好きだが、あいにく市内で見られる機会はほとんどない。何とかならないものだろうか。