酒税法の改正によりビールは減税、発泡酒および第3のビールは増税されたことで、こちらの購買意識にも変化が出てきた。先日、あるスーパーの棚に懐かしい青のロング缶が目に入った▼「純生」と銘打ち『若さだよ、ヤマちゃん!』のコピーとなれば、世代が分かるというものだ。60年代初期、洋酒会社の2代目社長が社を挙げて、巨大2社が鉄壁のシェアを誇ったビール業界に打って出た▼元々、宣伝には理解のある会社で当時の男性誌の裏表紙などには、そのビールがカラー広告で掲載されていた。業界下位は続き、「辛口」に先を越されるも、現在は高級感漂う「プレミアム」で存在感を示している▼しかしながら、同社を含め4社による価格カルテルの疑いは、いただけない。冷たいビールの季節は過ぎたが仕事を終えたあと、まずのどを潤し気分を切り替える。物価高が続く昨今、下手な談合などはせず、消費者に良いもの安く提供すべきではないか。