平成25年が幕を開けた。抽せんは昨年だったが、1等・前後賞合わせて6億円が当たる年末ジャンボくじで、大黒様の宝くじとして親しまれている「平一町目宝くじセンター」から、1等と2等・3000万円が1本ずつ出た▼同センターでは、22年に1等、2等1本ずつ、23年にも1等1本が出ており、今回で3年連続の1等となった。だれが当たったかは知る由もないが、いわきで高額当せんが出るとは、新年から縁起のいい話だ▼昨7日には、新春市長会見が開かれた。渡辺市長の年頭所感の中で、今年は複数の海水浴場の開設を目指して準備を進めていることなどが明らかにされた。新病院の基本計画や第2次市復興事業計画も策定された▼渡辺市長は今年を復興事業元年に位置づけ「チームいわき」の先頭に立ち、早期の事業実現に全力を尽くすという。宝くじの高額当せんでスタートした25年。紙面でも、1年を通じて明るい話題が提供できることを願っている。