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新聞のできるまで

活字を拾って箱に組む「文選」から版をおこし、新聞を作ったのは、懐かしい昔の話。現在はLAN(ローカルエリアネットワーク)システムで結んだコンピューターを利用して新聞作製をしています。本紙は、CTS(コンピューター ライズド・タイプセッティング・ システム)を平成20年9月に導入し、製作の迅速化を図っています。
下記では、新聞製作の流れを紹介します。

記事取材

新聞の役割は、中身の濃いニュースを読者に“正確かつ迅速に”提供することが第一です。
以前は取材時のメモや資料から記事を原稿用紙に書き起こし、専門の社員がタイプ印字をしていましたが、現在は記者自身がパソコンで直接記事を入力し、CTSに記事情報を蓄積しているため、処理の迅速化が図られています。記事は、編集各部のデスクが内容を確認して掲載場所を決めます。

広告取材

記事と広告が新聞の主な構成要素となっています。その広告を担当するのが営業部門で、提案型の営業活動を繰り広げています。
広告原稿も記事原稿と同じように現在ではコンピューターを使って入力されています。担当者は、それぞれ広告内容の文字データとラフレイアウト製作し、コンピューター加工を手がける編集製作部 に資料を送ります。

画像処理

記事と広告が新聞の主な構成要素となっています。その広告を担当するのが営業部門で、提案型の営業活動を繰り広げています。
広告原稿も記事原稿と同じように現在ではコンピューターを使って入力されています。担当者は、それぞれ広告内容の文字データとラフレイアウト製作し、コンピューター加工を手がける編集製作部 に資料を送ります。

編集端末

支社や記者から送信されてくる記事はプリントされ、デスクが内容を確認しチェックを入れます。記事はその後、製作部の編集端末などで校正を受けます。
また、記事修正のほかにも記事見出しや地紋もデスクの指示に合わせて作られ、記事と見出し、写真説明とともに記事素材として保存されます。

組版端末

製作部に配置した組版端末に記事素材と画像素材を呼び出し、画面上でレイアウト位置に張り付けていきます。これを「大組」といいます。また、「小組」と呼ばれるコラムや連載記事は前もって作られ、大組時にデータを呼び出しレイアウト位置に張り付けます。
大組が終了すると、最終確認のためのプリントアウトを行い(これを「大ゲラ」と呼びます)、記事、画像などの組み方やバランスを確認します。終了次第、データーはCTPに送られます。

印刷

出力指示を受けたデータは、4面付けされ、印刷用PS版と呼ばれる感材を塗ったアルミ版に焼き付けされ出力されます。
使用しているのは、ロール紙とインクを準備した高速オフセットインク印刷機で、1時間に45,000部の高速印刷ができます。出来上がった新聞は部数が確認された上で、配達員によって市内各地に配られます。

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