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片隅抄

2010.04.13

 先日、平中塩区で受け継がれている「強飯会」という伝統行事を取材した。強飯会は、中塩熊野神社で執り行われる権現祭の直会の中で行われる。権現祭は、神様に今年の農作業や農事始めの言葉をかけて、区民の無病息災や家内安全、五穀豊饒を祈願している▼強飯会では、参加者たちが激辛のからしみそをおかずに、茶わん山盛りにしたご飯を2杯たいらげる。冬期間休ませていた体を奮い起こし、活を注入。農作業や山仕事に本格的に取り組み、秋の収穫までの長い繁忙期を働き抜くため、満腹にしてパワーを十分蓄えるという▼地域には、昔から伝わっている伝統行事がいくつも存在する。時代の流れとともに、そうした地域に伝わる伝統行事がなくなるのは、何かさびしい▼中塩の強飯会では来年、専用のお椀を使うなど、より昔の作法に近づけていきたい考えだという。しきたりを守り続けるこうした伝統行事はぜひ、後世に伝えてほしい、とあらためて思った。

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