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片隅抄

2010.07.26

 戦中に平第一国民学校(現平一小)に勤めていたという会津の女性から、社に電話があった。知人を介し、4月に本紙に載った続いわき学「戦争史」の中の、同校への爆弾投下の項を読んでのことだ▼65年前の今日=昭和20年7月26日、同校にアメリカ軍による模擬原爆が落とされ校長ら3人が死亡した。女性はこの爆撃を身近で体験していた。その様子や亡くなった校長の人柄を話してくれた。それは思い出というよりは、証言に近かった▼近現代史において、こうした聞き取りの意義は大きい。文献史料の裏付けや、また当時としてはあまりに当たり前で文字化されていない事柄の研究に非常に有効なのである▼しかし、生き証人から戦争体験を聞ける時間は今後、そう長くはない。今の70~80代が最後の証言者であり、その声を後世へ伝えることは、我々の役割でもあると思っている。未来永劫、平和が続き、本当に彼らが戦争の最後の生き証人たることを祈りつつ。

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