「地産地消」。地元生産、地元消費を略した言葉で、「地元で生産されたものを地元で消費すること」を意味しており、主に、農林水産業の分野で使われている。地産地消も、すっかり定着しており、さまざまなところで使われている▼地産地消をテーマにしたイベントも各地で行われている。最近取材した中では、三和公民館主催の後期市民講座「三和産素材を使ったスローフード(冬編)」が印象に残っている。地産地消を図るとともに、生産者と消費者が調理を通して交流するのが狙い▼教室では、参加者が凍みもちづくりを体験していたが、恥ずかしながらつくり方を初めて知るなど、取材を通してさまざまなことを勉強させてもらっている。まさに一石二鳥▼記者には警察・消防、教育、文化、行政など、主な担当はあるものの、さまざまな分野について取材する。時には担当外の分野は、1から話を聴く場合も。取材先で迷惑をかけないように、知識を蓄えよう。