東日本大震災の被災地である本県、岩手、宮城県を除く44都道府県では、地上アナログ放送が24日正午、終了した。終了後の画面がどうなるか興味があった▼部屋に2台あるテレビのうち1台はまだ地デジ未対応ということで、テレビの前に陣取り、東京の放送局にチャンネルを合わせ、その時を待った。正午になった瞬間、ブルーバックの画面に総務省の地デジコールセンターと、各局の問い合わせ先が映し出された▼福島の放送局にチャンネルを合わせると、これまでと同じく各番組が放送されていた。テレビが映ってほっとした。現在はすでに、東京の放送局にチャンネルを合わせると、砂嵐が流れている▼今回量販店で地デジ対応テレビが売り切れ状態になったことなども報道されていた。東日本大震災の影響で地デジ化が延長された本県、岩手、宮城の3県でも、延長されるのは来年3月まで。自室と、車載用のテレビも年内ぐらいには、〝地デジ化〟しなければ。