常磐興産が運営するスパリゾートハワイアンズの新人フラガール６人が12日のグランドポリネシアンショーで初舞台を踏んだ。東日本大震災の影響で〝聖地〟ビーチステージではなかったが、あこがれのステージに立ち、感動したと思う▼例年であれば、常磐音楽舞踊学院に入学後約３カ月となる７月のデビューとなる。今年は、東北地方太平洋沖地震と余震でハワイアンズの施設が被害を受けたため、初レッスンも５月にずれ込むなど、いつデビューできるか不安だったに違いない▼〝フラガール番記者〟として、何度か初舞台を取材している。緊張しながら踊っている様子のほか、舞台のあと、駆けつけた家族や友人らに祝福されて感極まり、涙している姿が印象に残っている▼初舞台を終えた第47期生６人は、プロのダンサーを目指す。「全国きずなキャラバン」で韓国や26都府県で２４７回の公演を行った〝先輩〟たちに負けないダンサーになることを期待している。
