県警による「大震災に関する警察活動写真展」が市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」2階市民ギャラリーで開かれている。先日、写真展を見に足を運んだ▼写真展では、東京電力福島第二原子力発電所に押し寄せる津波やアクアマリン周辺の津波到達状況、警戒区域・沿岸部での行方不明者捜索、避難所や仮設住宅での被災者支援活動など、震災時からの警察官の活動が写真パネルで紹介されている。また、以前、この欄で取り上げた、生々しい警察職員の手記も展示されている▼ら・ら・ミュウに足を運んだのは午後からだったが、お盆期間中ということもあり、多くの人でにぎわいを見せていた。駐車場もほぼ満杯で首都圏ナンバーの車も多くあるなど、入り込みも戻りつつあると感じた▼写真や手記を通して、東日本大震災という、今まで経験したことのない災害で行われた最前線での活動が分かった。写真展は明17日までだが、足を運んでみてはどうか。