スポーツの秋、真っ盛り。週末ともなれば各地でスポーツ大会が開かれ、大人から子どもまで運動を楽しむ光景があちらこちらで見られる▼この時期恒例の本社旗争奪新人野球・ソフトボール大会が、雨で1日順延となった6日開幕した。スポーツを通して子どもたちの健全育成を目的に始まった大会も、今年で野球が48回、ソフトは43回を数えるまでになった。毎年、会場に足を運び試合を観戦するが、1球ごとに歓声を上げ、悔しがったり喜びを爆発させる子どもたちの姿は、いつ見ても心が和む▼ただ、少子化の影響で9人の選手をそろえるのが年々、難しくなっていると。学校によっては思い通りの練習ができないところもあると聞く。しかし、選手はそんな事情にはおかまいなく、グラウンドに立てば懸命なプレーを繰り広げる▼この大会の経験者が高校に入り、全国という大舞台で活躍することを願わずにはいられない。ソフトは12日、野球は13日決勝の予定。