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片隅抄

2014.11.13

秋が深まり、冬支度が急ぎ足で始まる。わが家でも先月こたつを出し、今月はじめから朝晩ストーブをたいている▼9日から秋の火災予防運動が全国一斉に行われている。家庭や事業所などで暖を取るために、火を使った暖房器具がつかわれ出したころに始まるのが同運動。これからは火を使う機会が増えるだけに、国民の防火意識を高めるためにはタイミング的には効果があるのではないか▼期間中、市内の各消防署では消防団や婦人防火クラブなどの協力で、さまざまな広報活動が予定されている。10日には、小名浜の白百合幼稚園、江名幼稚園の園児らが、それぞれの地域で「火の用心」を訴える防火パレードを実施した。ほかにも小学校や老人会単位で消火器の使い方を学ぶ講習会なども行われた▼家庭での火災のほとんどが、火の不始末によるもの。消防署では、消したつもりではなく、確実に火が消えたことを確認してから、その場を離れることが大切と訴える。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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