いわき地方は8月下旬から、涼しいというか、過ごしやすい日が続いた。9月に入り、2日に小名浜で最高気温32・2度と真夏日を記録するなど持ち直した感があったが、6日は25・9度と平年より0・9度低くなった▼8月中は初旬から中旬にかけて、小名浜で最高気温が30度を超える〝真夏日〟が8日間あったものの下旬は21度~24度で推移した。気温の急激な変化に、健康管理にも気を配りたい▼先日、市内海水浴場の入り込み客数が発表された。今年は四倉をメーンに勿来と2海水浴場が開設され、入り込み客数は5万8944人と、昨年に比べ約2・2倍の入り込み客数となった。好天が続いたことや開設期間が長かったことなどが要因とみられる▼市内9海水浴場のうち、今年開設されたのは、四倉と勿来の2カ所。〝暑い夏〟には海水浴場も多くの人でにぎわいを見せる。急激な天候の変化は困るが、来年も天候に恵まれた海水浴シーズンになることを願いたい。
片隅抄