約1カ月にわたって行われた「いわきの夏祭り」も、20日の夏井川流灯花火大会でほぼ終了した▼期間中は市全体が高揚感のようなものに包まれ、市民一人一人が地域の祭りを楽しんだ。中でも、小名浜の花火大会(6日)、平七夕(6~8日)、いわきおどり(8日)と続く3日間は、大勢の人が町に繰り出し、大変な盛り上がりをみせる、いわきの一大イベントになっている▼これらの夏祭りとは比べようもないが、抄子が暮らす団地でも毎年恒例の盆踊り大会が行われた。公園の駐車場に組まれた櫓のまわりには、踊りを楽しむ人の輪が広がり、いく夏を惜しんでいた▼人が集まるところにはごみはつきもの。抄子の団地でも祭りの後、ごみ拾いを実施するが、草むらの中とか目につきにくいところにごみが捨てられ、拾いきれないのが実情だ。これからは秋の行楽シーズンを迎えるだけに、観光地ではマナーを守り、周囲に迷惑をかけるようなことがあってはならない。