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片隅抄

2016.09.21

一昨日は彼岸の入りだった。車で十数分のところに墓があるといっても、日々の忙しさにまぎれ墓参りは春、秋の彼岸とお盆の時ぐらい。今回は22日の祝日を利用して、墓参りを兼ね墓掃除をしてくるつもりだ▼ところで都会では少子化による人口減少や、家族の中でも先祖に対する考え方の違いによって、墓守がいない家庭が増えていると聞く。そこで登場したのが、寺が永代にわたって供養と管理を行う永代供養墓。知り合いの住職に聞くと、最近は田舎でも増えているとか。ほかにも都会ではロッカーやマンションタイプの納骨堂があるという。スペースもとらず掃除も簡単便利というが、田舎に住む者にとっては何とも寂しい気がする▼わが家の墓守は、抄子の次は息子がすることになっている。ただ、そのあとは孫へと受け継がれていくわけだが、その後は正直どうなるかわからない▼22日には先祖を敬うと同時に、墓守が絶えないことを、墓前に祈ってこよう。

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