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片隅抄

2016.12.29

「もう、いくつ寝ると、お正月」――この歌を口ずさみながら、正月を迎えるわくわく感と、その準備で忙しい、そんな時期かもしれない▼正月の子供たちの一番の楽しみは、「お年玉」だろう。「お正月」の歌にもあるように、かつては凧揚げや、コマ回し、かるたと言った遊びが正月の定番だった。しかし今はそういった遊びをする姿が見られない。家にこもってテレビゲーム。それが今風の遊びとして定着しているようだ▼それにはさまざまな要因がある。まず、凧揚げをする場所がなくなった。学校の校庭が絶好の場所だったが、今は開放していない。以前は凧揚げに限らず、子供たちの遊び場として欠かせない場所だったはずだが、立ち入りが禁止されている▼事故など、何かあったときに責任が取れないという理由なのだろうが、何か寂しい。背景には責任を押し付ける家庭にもあるように思える。子供は風の子。走り回る元気な子供の姿が懐かしく思える。

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