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片隅抄

2018.10.15

社に送られてくる郵便物の中に農水省広報誌『aff』がある。毎号ごとに野菜、果物、魚、肉など農水産物の紹介、食に関する特集が掲載され視覚的にも楽しめる▼直近の10月号ではリンゴ、柿を取り上げている。読み進めると「10月26日は柿の日」とあった。明治28年10月26日、俳人正岡子規が奈良旅行で詠んだ「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の句に由来するという▼ずっと以前、奈良を旅した際に法隆寺門前に句碑があったと記憶するが、同寺の拝観料千円と応対した僧侶の横柄な態度が印象に強い。世界最古の木造建築物、エンタシスの柱と貴重な文化遺産であるものの再訪する気はあまりない▼さてビタミンC、カロテンなどを多く含み栄養価の高い柿。二日酔いにも効用があるとされるが、試したことはない。平の天田愚庵居の庭に子規ゆかりの柿の木がある。実を付けると思うが、誰かが収穫して食したという話は聞いたことがない。そっとしておくのだろう。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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