先日、昔から関係するある会の総会に出席した。会員親睦、地域活動が主な目的で、規約に縛られた堅苦しいものではない。設立から40年近くたち、それぞれ高齢化が目立つようになったが、存続することに意見は一致している▼懇親会のラストは、カラオケで「青春時代」「高校三年生」「青い山脈」の3曲を合唱する。全員手をつないで宴会場を一巡しながら次年の開催まで時を待つ。これらの曲は昭和にヒットし、こちらがリアルタイムで知るのは1曲のみ▼それでも後世まで歌い継がれる名曲には変わりはない。さて来春、本県出身の作曲家古関裕而をモデルにしたNHK朝の連続ドラマ「エール」が放送される。主人公役は決まったが、その妻役はオーディションで選ぶという▼あとは脚本次第。個人的にこの番組、あまり古い時代、興味のない内容になるとまったく見ないことがある。翌日が待ち遠しくなるような中身を期待し、知名度をさらに高めたい。