夏の甲子園大会は今日17日でベスト8が決まり、いよいよ佳境を迎えるが、既に敗れ去った高校は秋に向けた戦いの準備を始めている▼県内でも秋季大会の組み合わせが各支部で決まり、1・2年生による新しいチーム編成で県大会への出場権を目指す。いわき支部では4校が連合を組むことから、わずか11チームのトーナメント戦となった。ほかの支部でも4校、3校の連合チームが結成された▼野球部に限ったことではなく、3年生が〝引退〟した後は特に部員不足が深刻になる。弊社が応援する中学野球、ソフトボールの新人大会も秋に行われるが、どんな編成(連合)になるか気になるところだ▼昨年は秋田県立の金足農業が旋風を巻き起こしたが、今年の甲子園ではベスト8のうちただ1校、兵庫代表の市立明石商業が公立校として勝ち残っている。部員数は何と111人! 常識では考えられない。準々決勝の相手は青森代表で部員100人の八戸学院光星である。