1週間前に2回目の新型コロナワクチン接種を受けた。前回同様、腕の痛みを覚えたが今回は少し違った。時間の経過とともに、じわじわと全身の倦怠感が深まり翌日には起きるのもいやになった▼この体調不良を表現すれば、発熱を伴わないインフルエンザ罹患状態といえよう。幸い次の日には入浴もでき、体が軽くなった。ワクチン接種が奏功したのだろうか。ここ数日間、いわき市内の陽性者数はひと桁台の減少傾向が続き、昨日分の確認はない▼酒類提供自粛、時短営業などを伴い、期間延長が続いた「まん延防止重点措置」が解除された。発出からこれまで、飲食店および関連業者の痛手は大きい。ひとまず安どされているだろう▼酒場に出向かず、家でチクチク飲む風潮に慣れた人たちが多いと思われる。感染抑止と経済のバランスを取りながら、年内中は中途半端な気分で過ごしそうだ。それでも解除を機に一献の誘いが来ている。粛々と楽しみたい。