毎年「母の日」にちなんだ恒例企画、本社主催「第48回お母さんの似顔絵作品展」審査会が先日、市文化センター大展示場で行われた。今年は市内62施設から1383店の作品が寄せられ個性豊かな母の顔が並んだ▼その力作から約1割に当たる金、銀、銅の3賞、努力賞を選ぶため、審査時間は約3時間におよんだことを付記し、園児が描いた1点1点に向き合ったことをご理解いただきたいと思う▼入賞園児をたたえる表彰式は6月23日、市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」で開く。新型コロナの影響で中止が続いていたが昨年、5類移行を機に4年ぶり同施設で再開され、出席者の熱気に包まれた▼今回も園児、家族らの出席が大勢見込まれる。式では入賞者呼名があるので、元気な返事で成長した姿を両親に見せてほしい。最近では各校の卒業、入学式でも返事があったり、なかったりする。やや大げさだが、小さいながらも社会への1歩と考える。