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片隅抄

2024.08.20

過去に比類ない猛暑も沈静化しないまま、いわきの夏まつりも終盤に近づいた。市内各地の催しには、取材対象として訪れるがあまりの暑さに、個人的に楽しむ気分も失せている▼そんな中、20日は「第106回夏井川流灯花火大会」が開かれる。平鎌田の河川敷を会場に新盆家庭の灯ろう流し、じゃんがら念仏踊りなどがしめやかに行われ、約3千発の打ち上げ花火で締めくくる。規模の大きさでは七夕、いわきおどりに続く平地区ラストのまつりになる▼これに次ぐクライマックスは31日の「第26回鮫川花火大会」。こちらも、植田地区を流れる鮫川の河川敷を舞台に大小色とりどりの花火が晩夏の夜空を彩る。暑さが長引くと夏の終わりを実感できないが、季節は少しずつ移ろいでいる▼元気に1学期の終業式を迎えた市内児童も、再来週には学校が始まる。今夏も全国各地で水難、交通事故が報じられ、幼い命が失われている。無事に2学期を迎えてほしい。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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