「こんぴら様のお祭り」として親しまれている常磐関船町の金刀比羅神社(金土重順宮司)は10日、恒例の例大祭を行った。例大祭の実行委員会によると、今年は約10万人が訪れたという。
金刀比羅神社は永正2(1505)年、讃岐国(現・香川県)の金刀比羅宮から分霊して祀ったことが始まりとされている。
例大祭は毎年1月10日に執り行われ、多くの参拝客が1年の無事と繁栄を願っている。今年もコロナ禍を踏まえ、「新型コロナウイルス感染症鎮静祈願祭」を兼ねて実施し、福銭まきなどは中止するなど感染対策を徹底させた。
境内から参道沿いには、熊手やいわきだるまなど、縁起ものを売る露店がコロナ前と同様の約300軒並び、福を求める人たちで終日にぎわいを見せていた。
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