市内の公立小学校で23日、一斉に卒業式が行われ、61校・2583人が新たな一歩を踏み出した。このうち、市内で最多が泉の156人、最少が桶売の1人で、泉は県内でも卒業生が最も多い小学校となった。
泉小では谷中田正校長が、呼名した児童1人ひとりに卒業証書を手渡し、「6年間の楽しかったこと、悔しくて涙をこぼしたことなど、全ての思い出が皆さんを成長させた。これからの日本、福島、いわきで活躍できるよう、これからも見守っていきます」とはなむけの言葉を贈ったあと、小田嶋祐生PTA会長が来賓祝辞を述べた。
式歌では、合唱曲「絆」を卒業生らが歌い、間奏では保護者や教職員らに感謝の気持ちとともに、「泉小での思い出を胸に、中学校でも勉強や部活動に頑張ります」と伝えた。卒業生は保護者らの大きな拍手に送られ、中学校への期待とともに親しんだ学びやをあとにした。
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